中国青海省・漢民族の葬送儀礼──死をめぐる民俗誌


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中国青海省・漢民族の葬送儀礼
死をめぐる民俗誌

李生智 著

定価:本体6,000円+税

2025年2月28日刊
A5判上製 / 240頁
ISBN:978-4-909544-38-4


死者と生者の民俗学
中国西北部の高原地帯に位置し、「遥かに遠い場所」と称される青海省。
かの地で伝承されてきた漢民族の葬送習俗は、文化大革命の時代に「封建迷信」として否定されるも後に復活し、政府が火葬を推奨する現在も、土葬を基本とした旧来の姿を保っている。
独自の葬礼を支えてきた漢民族の死生観や社会構造を、丁寧な「田野調査」(フィールドワーク)から明らかにする。


目次
序章 先行研究と本研究の課題
第一章 青海省の漢民族の葬礼の実態
第二章 村落と党家と葬礼
第三章 理想的な葬礼と三種類の死者
第四章 葬礼と宗教的職能者
第五章 青海省の漢民族の婚礼
第六章 葬礼と喪服
第七章 葬礼と贈答習俗 「寿礼」と「香奠」
終章 まとめと今後の課題

あとがき
初出一覧
索引→公開中


著者
李 生智(リ・セイチ)

1993年、中国青海省に生まれる。
2018年、國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了。
2024年、國學院大學大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(民俗学)取得。
現在、國學院大學大学院特別研究員。

書評・紹介

ほんのうらがわ(編者による刊行エッセイ)